健康の秘訣はメインテナンスです
お口の健康を守るためには、予防による定期検診が欠かせません。そのため当院では、3~4ヶ月に一度のご来院をオススメしています。メインテナンスを受けると処置された歯が長持ちし、新たな虫歯や歯周病の発見にも役立ちます。また、当院では6ヶ月に1回、担当歯科衛生士から定期検診のおハガキをお送りしています。お便りを受け取られた患者さんは、お口の健康のためにも、ぜひ定期検診を受けにご来院ください。
担当の歯科衛生士がお口の健康をサポートします
お口の中の状況は人それぞれ。だからこそ当院では、患者さんそれぞれに最適な処理を行うため、「担当衛生士制」を採用しています。毎回同じ歯科衛生士が患者さんの口腔内をチェックし、予防処置を行うことで少しの変化も見逃しません。また、コミュニケーションを深められるため、リラックスして受診していただけます。
ご自宅でより効果的な歯みがきをしましょう
歯ブラシはもちろん、お口のケアにはさまざまな方法があり、それぞれに効果が異なります。以下では、当院がオススメするデンタルケアについてご紹介します。
歯みがきの方法
“みがいている”と“みがけている”は違います。みがき残しをなくすには、患者さんそれぞれに合わせたブラシの当て方や動かし方などを知ることが大切です。
スクラッピング法 | バス法 |
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歯の表面に対しブラシを直角に当て、小刻みに動かす歯みがき法です。力の入れすぎに注意し、やさしくみがきましょう。 |
歯ブラシを45度の角度にして、歯の付け根などをみがく方法です。歯周ポケットに入り込んだ汚れを掻き出すような感覚でみがきましょう。 |
デンタルフロス
両手人差し指に糸を巻き付け、歯と歯のすき間に通し、そこに詰まった汚れや食べカスを取り除くためのデンタルグッズです。ホルダー付きのものもありますので、使いやすいものを選びましょう。
歯間ブラシ
ブラシやデンタルフロスでも取り除けない汚れには、歯間ブラシがオススメです。小さなブラシによって、歯の間に詰まった食べカスなどもしっかと落とせるでしょう。なお、さまざまなサイズがありますので、ご自身の歯に合わせたものを選ぶとよいでしょう。
歯科医院での処置方法
歯みがき指導
日常的なセルフケアで、もっとも重要なのが歯みがきです。この方法が間違っていては、しっかりとした予防は望めません。そこで当院では、患者さんそれぞれに合わせた歯みがきの方法を指導しています。自分のお口にぴったりな方法で、健康な歯を守っていきましょう。
フッ素塗布
フッ素には、歯の再石灰化を促す効果があります。これを直接、歯の表面に塗布することで、虫歯になりにくい強い歯をつくります。なお、当院では市販品よりも濃度の高いフッ素を使うことで、より効果の高い処置が可能です。
PMTC
PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning)は、予防の専門家である歯科衛生士が、専用の機械を使って歯のクリーニングを行う処置です。ご自身では落とし切れない細かな汚れを徹底的に取り除き、虫歯を予防。処置後は、すっきりとした心地良さも体感いただけます。
- 院長からのアドバイス~3~4ヶ月に一度の検診がオススメです~
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歯の表面に形成される菌の塊「バイオフィルム」は、3~4ヶ月で育つと言われています。バイフィルムの除去はご自宅のケアでは難しく、抗生剤や殺菌剤を使っても効果はありません。そのため、歯科医院でのPMTCが効果的です。お口の健康を保つためには、3~4ヶ月に一度の定期検診で、しっかりとバイフィルムを取り除くようにしましょう。